みや‐じ【宮主】
律令制で、神祇官(じんぎかん)に置かれ、宮中の神事をつかさどった職員。のちには斎院司にも置かれた。みやぬし。
みや‐じ【宮仕】
掃除などの雑役に従事した下級の社僧。「御裁許なくして、神人—射殺され」〈平家・一〉
みや‐じ【宮地】
⇒みやち
みや‐じ【宮路/宮道】
1 宮殿に通う道。「はたこらが夜昼といはず行く道を我はことごと—にぞする」〈万・一九三〉 2 神社に参る道。参道。「誓ひすぐなる神詣(かみまう)で、—や絶えせざるらん」〈謡・伏見〉
みやじま【宮島】
厳島(いつくしま)の異称。また、広島県廿日市(はつかいち)市の地名。平成24年(2012)、島南部の海岸部がラムサール条約に登録された。
みやじま‐ざいく【宮島細工】
広島県の宮島から産する、杓子(しゃくし)など木製の細工物。
みやじま‐すいぞくかん【宮島水族館】
広島県廿日市(はつかいち)市にある水族館。昭和34年(1959)開館。瀬戸内海国立公園内に位置する。愛称、みやじマリン。
みやじま‐ぬま【宮島沼】
北海道中央部、美唄(びばい)市にある沼。水田に囲まれた約0.3平方キロメートルの湿地で、ガン・カモなどの渡り鳥が越冬する中継地となっている。平成14年(2002)ラムサール条約に登録された。