ばん‐こう【万考】
さまざまに考えをめぐらすこと。「千思—」
ひき‐つぼ・ぬ【引き局ぬ】
[動ナ下二]屏風(びょうぶ)や几帳(きちょう)などを引きめぐらして囲う。「はかなく屏風、几帳ばかりを—・ね」〈栄花・わかばえ〉
ひと‐しあん【一思案】
[名](スル)ちょっとの間考えをめぐらすこと。一考。「—して答えを出す」
ひっ‐か・ける【引っ掛ける/引っ懸ける】
[動カ下一][文]ひっか・く[カ下二] 1 ものにかけてぶら下げる。「上着を椅子に—・ける」 2 突き出たものやはりめぐらしたものなどに動きを妨げられる。「敷居に足を—・けてころぶ」「釘に—・け...
ひき‐まわ・す【引(き)回す/引き廻す】
[動サ五(四)] 1 引いてまわす。また、引っ張って連れまわす。ひっぱりまわす。「首筋をつかんで—・す」「書類を持たされ、役所中を—・される」 2 引き回しの刑に処する。「罪人を—・す」 3 人...
ひき‐まく【引(き)幕】
1 儀式の会場などの四方に引きめぐらした幕。 2 芝居などで、舞台の前面に引き渡し、横に引いて開閉する幕。→緞帳(どんちょう)
ぼく‐さく【牧柵】
牧場の周囲にめぐらせた柵。「電気—」
ほり‐き【塹/壍/隍】
城の周囲にめぐらした堀。「—を隔て橋を引きてけり」〈今昔・一六・二〇〉
はな‐の‐まく【花の幕】
花見の宴のときに張りめぐらす幕。花見幕。《季 春》
やぐら‐まく【櫓幕】
1 櫓に張りめぐらす幕。 2 江戸時代、劇場などの櫓の三方に張り渡した幕。正面に興行主の定紋が染め抜いてある。