げんどうほうげん【玄同放言】
江戸後期の随筆。3巻6冊。曲亭馬琴著。琴嶺・渡辺崋山画。文政元〜3年(1818〜20)刊。天然・人事・動植物について、和漢の書から引用し、考証を加えたもの。
げんどう‐りょく【原動力】
1 熱・水力・風力など、機械に運動を起こさせる力。 2 物事の活動のもととなる力。「経済発展の—」「優勝の—」
げんどがくてきようにんてい‐しょう【限度額適用認定証】
高額療養費制度で、医療費のうち自己負担限度額を超えた分の支払いの免除を受けるための認定証。事前に保険者から交付を受け、保険証とともに医療機関や調剤薬局の窓口に提出する。
げんな【元和】
《「げんわ」の連声(れんじょう)》江戸初期、後水尾(ごみずのお)天皇の時の年号。1615年7月13日〜1624年2月30日。
げんない‐ぐし【源内櫛】
平賀源内が作りはじめたという櫛。材質は伽羅(きゃら)で、背に銀の飾りがある。
げんない‐やき【源内焼】
志度焼(しどやき)の別称。平賀源内の創始とされる。
げんな‐えんぶ【元和偃武】
《「偃武」は武力を用いない意》元和元年(1615)の大坂夏の陣以後、世の中が太平になったこと。
げん‐なおし【験直し】
「縁起直(えんぎなお)し」に同じ。
げんな‐だいじゅんきょう【元和大殉教】
元和8年(1622)長崎立山におけるキリシタン迫害事件。宣教師や信者ら55名が斬首・火刑に処された。
げん‐なま【現生】
現金をいう俗語。「—を握る」