にぎわわ・し【賑ははし】
[形シク] 1 富み栄えている。「かく—・しきところにならひて」〈大和・一四九〉 2 明るく陽気である。賑やかである。「—・しう愛敬づき、をかしげなるを」〈源・空蝉〉
にぎはやひ‐の‐みこと【饒速日命/邇芸速日命】
日本神話で、天孫降臨に先だち、天磐船(あまのいわふね)に乗って天下ったという神。物部氏の祖神と伝える。
にぎ‐やか【賑やか】
[形動][文][ナリ] 1 人などが多く集まって活気のあるさま。「—な会合」「店がたくさんできて—になる」 2 物音や人声などが盛んに聞こえるさま。よくしゃべったりして陽気なさま。「—な笑い声」...
にぎやかし【賑やかし】
《動詞「にぎやかす」の連用形から》にぎやかにすること。また、にぎやかさを添えるもの。「宴会の—の余興」
にぎやか・す【賑やかす】
[動サ五(四)]にぎやかにする。陽気にする。「場を—・す」
に‐ぎょう【二業】
芸者屋と料理屋の2種の営業。→三業1
にぎょう‐くみあい【二業組合】
二業の営業者によって組織された同業組合。
にぎょう‐ち【二業地】
二業の営業を許可された一定の地域。→三業地
にぎら・す【握らす】
[動サ五(四)] 1 握るようにさせる。「しっかりと手を—・す」 2 賄賂(わいろ)の金銭を渡す。「口封じに—・す」
にぎら・せる【握らせる】
[動サ下一]「握らす」に同じ。「すしを—・せる」「袖(そで)の下を—・せる」