さん‐ふじん【三婦人】
能で、「楊貴妃」「定家(ていか)」「大原御幸(おはらごこう)」の3曲のこと。鬘物(かずらもの)に属し、高貴な女性をシテとする。
さんふっか‐ちっそ【三弗化窒素】
窒素と弗素の化合物。無色無臭の気体。水に難溶。常温では化学的に安定で、温度が上がると酸化力が強くなる。半導体集積回路のプラズマエッチングに用いられる。温室効果ガスの一種で、二酸化炭素の約1万7千...
さん‐ふどう【三不動】
有名な三つの不動明王。 平安時代に描かれた、大津園城寺の黄不動、高野山明王院の赤不動、京都青蓮院の青不動の三つの不動明王画像。
東京の目黒不動・目白不動・目赤不動。
さん‐ふわく【三不惑】
酒・女・金(かね)の三つにおぼれないこと。
さん‐ぶ【三部】
1 三つの部分。三つの部門。 2 密教で、胎蔵界を分けた、仏部・蓮華部・金剛部。また、金剛界・胎蔵界・蘇悉地(そしつじ)。台密では胎蔵界・金剛界・胎金合部。 3 「三部経」の略。 4 漢方で、3...
さんぶ‐いっそう【三武一宗】
中国で、仏教を弾圧した四人の天子。北魏の太武帝、北周の武帝、唐の武宗、後周の世宗。
さんぶ‐かい【三部会】
フランスの中世末から絶対王権確立期までの身分制議会。聖職者・貴族・平民の三身分の代表者から構成され、全国三部会と地方三部会に分けられる。全国三部会は1615年以降は招集されず、1789年5月に再...
さんぶかなしょう【三部仮名鈔】
鎌倉時代の仏教書。向阿証賢(こうあしょうけん)著。元亨年間(1321〜1324)成立。「帰命本願鈔」3巻・「西要鈔」2巻・「父子相迎」2巻の総称。和文で、浄土宗の教義を説く。
さんぶ‐がっしょう【三部合唱】
三つの声部からなる合唱。
さんぶ‐がゆ【三分粥】
米1、水20の割合(容量比)で炊いた水分の多いかゆ。