たいしゃく‐とりひき【貸借取引】
顧客から信用取引の委託を受けた証券会社が、決済に必要な金銭または有価証券を証券金融会社から借り入れる取引。
たいじん‐しんよう【対人信用】
債務者または第三者の総財産に基づく信用。⇔対物信用。
たいぶつ‐しんよう【対物信用】
抵当権・質権など、担保として提供される物に基づく信用。⇔対人信用。
たて【建て】
信用取引や先物取引で、売買の契約をしたこと。「売り—」「買い—」「—玉(ぎょく)」
たて‐ぎょく【建(て)玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売買約定をしたまままだ未決済のもの。買ったままで未決済の状態を買建玉、売ったままで未決済の状態を売建玉という。ポジション。
たのもし‐ずく【頼もし尽く】
ひたすら頼もしく思わせること。互いに信用して頼みにすること。「今時の仲人(なかうど)、—にはあらず」〈浮・永代蔵・一〉
たんきかしだしやくじょう‐へいきんきんり【短期貸出約定平均金利】
銀行や信用金庫が個人や企業に対して返済期間が1年未満の短期の貸し出しを行う際の金利を平均したもの。日本銀行が毎月発表する。→貸出約定平均金利
たんぽ‐かけめ【担保掛(け)目】
担保物件の価格よりも低く評価する際の比率。金融機関が貸付を行う場合に徴求する担保物件や証券会社が信用取引の委託証拠金の代用として預かる有価証券の時価などに対して適用される。
タームものしさんたんぽしょうけん‐かしだしせいど【ターム物資産担保証券貸出制度】
2008年のリーマンショック後に深刻化した信用収縮を緩和するため、FRB(米連邦準備制度理事会)が打ち出した制度。2009年3月開始。住宅ローン・商業用不動産ローン・クレジットカードローン・自動...
だいに‐ちほうぎんこう【第二地方銀行】
相互銀行や信用金庫から普通銀行に転換し、主たる営業基盤を地方に置く銀行。第二地方銀行協会に加盟。地方銀行とは区別される。全国に38行ある(令和2年3月現在)。第二地銀。 [補説]金融制度改革の一...