しらこ‐ばと【白子鳩】
ハト目ハト科の鳥。全身白みがかった淡褐色で、くびの後ろに黒い輪模様がある。南ヨーロッパ・北アフリカから南アジアに分布。日本では埼玉県に生息し、天然記念物。
しら‐さぎ【白鷺】
サギ科の鳥のうち、全身白色のものの総称。コサギ・チュウサギ・ダイサギなど。はくろ。《季 夏》「—の佇(た)つとき細き草掴(つか)み/かな女」
しらほ‐じん【白保人】
平成20年(2008)から平成28年(2016)にかけて沖縄県石垣市の白保竿根多原(さおねたばる)洞穴遺跡で発見された化石人骨。全身骨格を含む、少なくとも19体分以上の骨が見つかり、後期更新世の...
しろ‐あじさし【白鰺刺】
チドリ目カモメ科の鳥。全長約30センチ。全身白色。熱帯の海岸に分布。
しろ‐いるか【白海豚】
クジラ目イッカク科の哺乳類。北極海やベーリング海など寒帯の海に分布する。体長約5メートルで全身白色、吻(ふん)は丸い。高く澄んだ鳴き声を出すため、海のカナリアとも呼ばれる。シロクジラ。ベルーガ。
しろ‐うさぎ【白兎】
1 全身白色の飼いウサギ。 2 冬に白色になった野生のウサギ。ユキウサギ・ノウサギの北方型など。
しろ‐かもめ【白鴎】
カモメ科の鳥。全長73センチほどの大形のカモメ。全身白色。北極圏で繁殖。日本では冬鳥として北日本の沿岸でみられる。
しろ‐くじゃく【白孔雀】
インドクジャクの白色化した飼養品種。全身が白色。 [補説]書名別項。→白孔雀
しろながす‐くじら【白長須鯨】
ナガスクジラ科の哺乳類。全長30メートルに達するヒゲクジラで、全動物のうちで最大。全身が青灰色。世界の海洋を回遊しているが、南氷洋捕鯨の乱獲によって減少し、国際的に保護されている。
しろ‐ふくろう【白梟】
フクロウ科の鳥。全長約60センチ。全身白色で、暗褐色の斑が入る。北半球のツンドラで繁殖し、主にネズミを捕食する。日本にはまれに冬鳥として渡来。《季 冬》