ぜんしん‐ますい【全身麻酔】
中枢神経系を麻痺(まひ)させて、全身の知覚や意識を失わせること。吸入麻酔を用いるか、または麻酔薬を静脈内や筋肉に注射する。→局所麻酔
ぜん‐たい【全体】
[名] 1 からだのすべての部分。全身。 2 あるひとまとまりの物事のすべての部分。「組織の—にかかわる問題」「—の構造を把握する」「画用紙の—を使って描く」「—像」
[副] 1 もともと。...
ぜんぱん‐てんかん【全般癲癇】
癲癇(てんかん)のうち、最初から脳全体に発作が起こるものをいう。全身が痙攣(けいれん)したり、意識が消失したりする。→部分癲癇 →全般発作
ぜん‐れい【全霊】
たましいのすべて。全精神力。「全身—」「木部の—はただ一目で…葉子の容姿に吸い込まれてしまった」〈有島・或る女〉
そうけ‐だ・つ【総毛立つ】
[動タ五(四)]恐怖や寒さなどのために、全身の毛が逆立つ。身の毛がよだつ。「蛇と聞いただけで—・つ」
そう‐しん【総身】
からだ全体。全身。そうみ。「—の力をふりしぼる」
そうどうみゃくかん‐しょう【総動脈幹症】
重篤な先天性心疾患の一。心臓から血液を送り出す大動脈と肺動脈が2本に分かれず、両心室から1本の太い血管(総動脈幹)が生じ、そこから冠動脈・肺動脈・大動脈が枝分かれしている奇形をさす。総動脈幹残遺...
そう‐み【総身】
からだ全体。全身。そうしん。「—に傷を負う」「大男—に知恵が回りかね」
そでぐろ‐づる【袖黒鶴】
ツル科の鳥。全長約140センチ。全身白色で、初列風切り羽と初列雨覆いが黒く、顔の前面は赤い。シベリアで繁殖しインドで越冬。日本には迷鳥としてまれに渡来。
そま・る【染まる】
[動ラ五(四)] 1 染料や絵の具・墨などがついたりしみ込んだりして、その色になる。「みごとな藍に—・った布地」「全身朱(あけ)に—・る」 2 光のぐあいなどであたりの色が変わる。「夕日に—・る...