ひやし‐そうめん【冷(や)し素麺】
ゆでてから冷やした素麺を冷たい付け汁で食べる料理。ひやそうめん。
ひやし‐ちゅうか【冷(や)し中華】
麺(めん)料理の一。ゆでて冷やした中華そばに、せん切りの具をのせ、酢・醤油・ごま油のたれをかけて食べる。関西では冷麺(れいめん)という。
ひやし‐もの【冷(や)し物】
水や氷で冷やして食べる物。「夏の夜や崩れて明けし—/芭蕉」
ひや‐じる【冷(や)汁】
から煎りした煮干し・ごま・味噌をすり鉢ですったものを直火であぶって焼き味噌にし、冷たい水または出し汁でのばしたもの。きゅうり、しょうが、しその葉などを刻んで薬味とし、熱い麦飯にかけて食べる。宮崎...
ひや・す【冷(や)す】
[動サ五(四)] 1 冷えた状態にする。つめたくする。「麦茶を—・す」「患部を氷で—・す」 2 気持ちの高ぶりを鎮める。冷静にする。「興奮した頭を—・す」 3 ひやりとさせる。ぞっとさせる。「恐...
ひや‐そうめん【冷や素麺】
「冷やし素麺」に同じ。《季 夏》
ひやっ‐こ・い【冷(や)っこい】
[形]《「ひやこい」の音変化》ひやりとする。つめたい。「—・い水」 [派生]ひやっこさ[名]
ひや‐つ・く【冷(や)つく】
[動カ五(四)]ひんやりする。冷たく感じられる。「此の—・く夜を何を考えて居たのであるか」〈木下尚江・良人の自白〉
ひや‐どうふ【冷(や)豆腐】
「冷や奴(やっこ)」に同じ。
ひや‐ひや【冷や冷や】
[副](スル) 1 肌につめたく感じるさま。「—(と)した夜風」 2 心配し、恐れるさま。「いつ見つかるかと—した」