せん‐よう【線溶】
《「繊維素溶解」の略》血液の凝固に関わる線維素(フィブリン)がプラスミンという酵素の作用で加水分解されること。
ゼリー‐ミート【jelly meat】
魚肉の身がゼリー状に変性したもの。魚の死後、寄生虫が出すたんぱく質分解酵素によるものとされる。ジェリーミート。
そいんすう‐ぶんかい【素因数分解】
整数を素因数だけの積の形に分解すること。
そう‐さ【走査】
[名](スル)テレビカメラなどで画像を多くの点や線状に分解し、それぞれの輝度・色相・色度などを順次に電気信号に変換すること。また逆に、受像機で電気信号を画像に組み立てること。
そうさがたきんせつばこう‐けんびきょう【走査型近接場光顕微鏡】
近接場光という特殊な光を用いた顕微鏡。光の回折限界を超える分解能をもつ。不導体の試料でも大気中においても特別な処理をせずに観察できる。走査型プローブ顕微鏡の一。SNOM(scanning nea...
たいへいよう‐ごみベルト【太平洋塵ベルト】
太平洋北西部、ミッドウエー環礁付近にある大量の漂流ごみが集中している海域。日本、中国、韓国などの東アジアから流れてきたプラスチックなどの難分解性樹脂が多くを占める。東日本大震災以降、津波で流出し...
たざいたいせい‐いでんし【多剤耐性遺伝子】
細菌や細胞に対して、複数の化学療法薬に対する耐性を与える遺伝子。薬剤を分解・不活化する酵素や、薬剤を細胞外に排出する機能を持つたんぱく質を産生する。
たとう‐るい【多糖類】
加水分解によって2分子以上の単糖類を生じる糖類。狭義にはセルロース・でんぷん・グリコーゲンなど高分子の糖をいう。
たん‐おん【単音】
音声学で、音声の連続を分解して得られる最も小さい音の単位。大別して、母音と子音とに分けられる。音韻論における音素に該当する。
たん‐か【炭化】
[名](スル) 1 加熱によって有機物質が分解し、炭素に富んだ物質になること。 2 他の物質が炭素と化合すること。また、炭化物であること。