いち‐くら【肆/市座】
《「いちぐら」とも》奈良・平安時代、市で取引のために商品を並べた所。「市人、四(よも)より集ひて、自然に—をなせり」〈出雲国風土記〉
いったい‐かぜい【一体課税】
預貯金や株式、債券、投資信託、保険などの金融取引によって生じる利益や損益を相殺した後の所得に課税すること。預貯金を投資に向けさせる意図がある。
いって‐こい【行って来い/往って来い】
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから—だ」 2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻るこ...
いっ‐ぷく【一服】
[名](スル) 1 茶やタバコを1回のむこと。また、その量。 2 茶やタバコをのんで、休息すること。ひと休み。「ここらで—しよう」 3 粉薬1回分。「朝夕—ずつ服用」 4 取引相場で、相場がしば...
いてん‐かかく【移転価格】
親会社と海外子会社など関連企業間の取引に適用される販売価格。多国籍企業などが税負担の軽減を図ってこの価格を操作し、税率の低い国にある関連企業に利益を集中させたりすることがある。トランスファープラ...
いてんかかく‐ぜいせい【移転価格税制】
多国籍企業などの移転価格が、通常の取引価格(独立企業間価格)と異なる場合に、通常の取引価格に基づいて所得金額を算出し、課税すること。移転価格が見直されると、取引を行った双方の利益額が変化して、一...
イフ‐ダン【IFD/if done】
FX取引における注文の方法の一つ。新規の指し値注文と、そのポジションの利益確定の指し値注文、もしくは損切りの逆指し値注文を同時に行うもの。→IFO
イメージ‐リサーチ【image research】
商品・ブランド・企業などのイメージがどのような現状にあるのかを、競合を含め、消費者・自社社員・取引先などを対象として調査すること。
いやく‐しょぶん【違約処分】
1 違約者に制裁として加える処分。 2 取引所の売買取引で、期日に受け渡しをしない者に対する制裁処分。売買取引の停止・除名など。
いやく‐ばいしょう【違約賠償】
取引所会員が売買取引の違約によって他の会員に損害を与えたとき、取引所が代わって損害を補償すること。