句読(くとう)を切(き)・る
句読点を打って文の切れ目をはっきりさせる。
くにはら【国原】
阿波野青畝の第2句集。昭和17年(1942)刊行。
く‐ひ【句碑】
俳句を彫った碑。「芭蕉の—」
くび‐きれ【首切れ】
俳諧で、初句が意味的にまたは文法的に切れて、2句へうまく続かないこと。
く‐びょうし【句拍子】
修辞法の一。同じ調子の句を、拍子をつけて続けること。「にっちもさっちも」「からりからりとから縁を通る」の類。
く‐ふう【句風】
俳句の作り方の特色。俳風。
く‐ほう【句法】
詩歌・俳句・文章において、句や文を組み立てる際の言葉の決まり。
くまざさ【隈笹】
渡辺水巴の句集。昭和10年(1935)刊行。
く‐またがり【句跨がり】
俳句・短歌などで、一つの語が二つの句の切れ目をまたぐもの。例えば、「海暮れて鴨(かも)の声ほのかに白し/芭蕉」では、「ほのかに」が2句と3句をまたいでいる。
く‐まつ【句末】
詩歌や文章の句の終わりの部分。