くに‐の‐みこともち【国の宰/国司】
大化の改新以前、朝廷から臨時に諸国に派遣されて、その国の政治を執った者。大化の改新以後は国司となる。
くにのみはしら‐の‐かみ【国御柱神】
天御柱神とともに風をつかさどる神で、奈良竜田大社の祭神。
くに‐つ‐こ【国造】
⇒くにのみやつこ(国造)
くに‐の‐みやつこ【国造】
《国の御奴(みやつこ)の意》大化の改新以前における世襲制の地方官。地方の豪族で、朝廷から任命されてその地方を統治した。大化の改新以後は廃止されたが、多くは郡司となってその国の神事もつかさどった。...
こく‐ぞう【国造】
⇒くにのみやつこ(国造)
くに‐はかせ【国博士】
1 大化の改新時の政治顧問であった僧旻(そうみん)と高向玄理(たかむこのくろまろ)に与えられた官名。くにのはかせ。 2 律令制で、諸国に置かれた国学の教官。くにのはかせ。
くに‐はら【国原】
広く平らな土地。広い国土。「春尚淋しくして—に人稀れなり」〈露風・春の旅情〉 [補説]書名別項。→国原
くにはら【国原】
阿波野青畝の第2句集。昭和17年(1942)刊行。
くに‐ばら【国腹】
江戸時代、大名が国もとの側室に産ませた子女。御国腹(おくにばら)。「信州の大名、—の子息両人持ち給ひしが」〈浮・新可笑記・一〉
くに‐ばらい【国払い】
江戸時代の刑罰で、一国の内から追放すること。