ひと‐だまり【人溜まり】
多くの人が集まっていること。集まって控えていること。また、その場所。「告知板の前に—ができる」
ひとつ‐あな【一つ穴】
1 同じ穴。また、同じ場所にいること。 2 一緒になって事をたくらむこと。一味(いちみ)。一党。「あなたの金を衒(かた)り取りし村井長庵と—」〈伎・覗機関〉
ひとつ‐ところ【一つ所】
一つの所。同じ場所。ひとところ。「—にとどまらない生活」
ひと‐ところ【一所/一処】
1 一つの所。同じ場所。ひとつところ。「—に落ち着けない性分」 2 「ひとり」を敬っていう語。おひとり。おひとかた。「兵部卿の宮、なほ—のみおはして」〈源・若菜下〉
ひと‐なか【人中】
大勢のいる場所。衆人の中。また、世間。「—へ出る」「—でもまれる」
ひと‐まえ【人前】
1 多くの人のいる場所。他の人の見ている前。「—に出るのが苦手だ」 2 他の人の前での体裁。「—を飾る」「—を取り繕う」
ひとめ‐せんぼん【一目千本】
千本の桜が一目で見渡せる所。特に、奈良県吉野山の桜を見るのに絶好の場所をいう。
人目(ひとめ)に付(つ)・く
他人が目を向けたときに気づく。目立って見える。「—・かない場所にしまう」
ひとめ‐の‐せき【人目の関】
《関所のように人を容易に通さない意から》人目がはばかられて思うままにできないこと。「—を離れし場所にて誰憚らず嬉しき御情を戴き度」〈魯庵・社会百面相〉
ひ‐な‐た【日向】
1 《「日の方(かた)」の意から》日光の当たっている場所。⇔日陰。 2 物事の表面。表側。「陰—のない人」