ゆうせん‐やど【遊船宿】
遊船を貸すことを業とする家。
ゆさん‐やど【遊山宿】
遊山のための宿。また、遊女屋。「伊勢の古市、中の地蔵といふ所の—に身をなして」〈浮・一代女・六〉
ゆ‐やど【湯宿】
温泉場の宿屋。温泉をひいた旅館。
よもぎ‐の‐やど【蓬の宿】
ヨモギなどが生え茂って荒れ果てた家。よもぎがやど。「玉しける庭に移ろふ菊の花もとの—な忘れそ」〈頼政集〉
ランスへのたびまたはおうごんのゆりのさくやど【ランスへの旅、または黄金の百合の咲く宿】
《原題、(イタリア)Il viaggio a Reims ossia L'albergo del giglio d'oro》⇒ランスへの旅
りょ‐しゅく【旅宿】
旅先で泊まること。旅泊。また、その宿。旅舎。
りょじん‐やど【旅人宿】
1 旅館。宿屋。はたごや。 2 江戸時代の公事宿(くじやど)の一。馬喰(ばくろう)町小伝馬町組に属するもの。→公事宿
れっ‐しゅく【列宿】
天空に連なる星座。
ろ‐しゅく【露宿】
[名](スル)屋外に宿ること。野宿。「広場の隅に、…—の支度が出来ていた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
わかしゅ‐やど【若衆宿】
「若者宿」に同じ。「—の奈良茶、一杯八分づつに当たるといへり」〈浮・胸算用・二〉