こざる‐かぎ【小猿鉤】
いろりの自在鉤の高さを調節するための横木。中木(ちゅうぎ)。
こざるしちのすけ【小猿七之助】
歌舞伎狂言「網模様灯籠菊桐(あみもようとうろのきくきり)」の通称。また、その主人公の名。 岡鬼太郎による新歌舞伎。2幕。大正9年(1920)、市川左団次一座により初演。
こ‐しお【小潮】
潮の干満の差が最も小さいこと。また、その日。上弦または下弦の月のころに起こる。⇔大潮。
こ‐しだ【小羊歯】
ウラジロ科の常緑、多年生のシダ。山地に群生し、葉は長さ約1メートル、裏面が白く、羽状に裂けている。切り花の材料や養蚕に用い、葉柄はかご細工の材料。こへご。
こ‐しのぎ【小鎬】
刀身の鎬の先端に近い部分。
こ‐しば【小柴】
1 小さい柴。細い柴。「庭上には—を焚きて」〈鉄腸・花間鶯〉 2 「小柴垣」の略。
こ‐しばい【小芝居】
小規模の劇場。また、そこで行う興行。江戸時代には、官許の劇場以外の芝居をいった。宮地(みやち)芝居。緞帳(どんちょう)芝居。→大芝居
こしば‐がき【小柴垣】
小柴でつくった、低い垣。
こ‐しほう【小四方】
《「こじほう」とも》小形の四方。「白木の—」
こしぼり‐ぼけ【小絞り暈け】
写真撮影において、カメラの絞りを絞り込みすぎることによって画像が不鮮明になること。光の回折に起因する。イメージセンサーが小さいデジタルカメラなどに生じやすい。回折ぼけ。