きんちゃく‐だい【巾着鯛】
スズキ目キンチャクダイ科の海水魚。全長約25センチ。体は卵形で著しく側扁し、黄褐色の地に青色の縦縞がある。本州中部以南の暖海に分布。
きんちゃく‐むすび【巾着結び】
子供の帯に通して腰に下げる、下げ巾着のひもの結び方。飾りを兼ねる。
こ‐じ【巾子】
《「こんじ」の撥音の無表記》冠の頂上後部に高く突き出ている部分。髻(もとどり)を入れ、その根元に笄(こうがい)を挿して冠が落ちないようにする。元来は、これをつけてから幞頭(ぼくとう)をかぶったが...
こじ‐がた【巾子形】
《形が巾子に似るところから》敷居のない門の中央の地面に置き、閉めた戸を受けるための石。内側を低くし、外側を高くしてある。
こじ‐がみ【巾子紙】
冠の纓(えい)を前方に折り曲げて、巾子に挟むのに用いる紙。長方形の檀紙(だんし)を2枚重ね、両面に金箔を押し、中央に切り込みがある。
はば【幅/巾】
1 物の横の端から端までの距離。また、長方形の短いほうの辺の長さ。差し渡し。「—の広い肩」「机の—」「道路の—」 2 声・価格などの高低の隔たり。「—のある声」「値上げの—」 3 制約の中で自由...
はば‐びろ【幅広/巾広】
[名・形動]《「はばひろ」とも》 1 普通のものより幅の広いこと。また、そのさま。「—な(の)リボン」 2 「幅広帯」の略。
きん‐べん【巾偏】
⇒はばへん(巾偏)
はば‐へん【巾偏】
漢字の偏の一。「帆」「幅」などの「巾」の称。きんべん。
べき【冪/羃/巾】
「累乗(るいじょう)」に同じ。