かま‐びすし・い【喧しい/囂しい】
[形][文]かまびす・し[シク]《古くク活用であったものが、中世初期ごろからシク活用として用いられたもの》やかましい。かしましい。「—・い蝉(せみ)の鳴き声」「世間の声があれこれと—・い」「波の...
剃刀(かみそり)の刃(は)を渡(わた)・る
失敗したら身を滅ぼすような、非常に危険な行動をすることのたとえ。
からす‐へび【烏蛇】
シマヘビの黒化型で、うろこに黒の色素細胞が異常に多く、全身黒色を呈するもの。
から‐てんじく【唐天竺】
中国とインド。非常に遠い所のたとえ。「—の果てまでも」
借(か)りてきた猫(ねこ)
ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容。
可愛(かわい)さ余(あま)って憎(にく)さが百倍(ひゃくばい)
かわいいと思う心が強いだけに、いったん憎いと思いはじめると、その憎しみは非常に強くなるものだということ。
かん【羹】
《唐音》 1 肉や野菜を汁を多くして煮たもの。あつもの。〈文明本節用集〉 2 雑煮。「正月の祝に、晴れなる座敷へ—を据ゆるに」〈咄・醒睡笑・六〉 3 餅菓子(もちがし)。「『常に食べぬ物でござあ...
かん‐えつ【感悦】
非常に感動してうれしく思うこと。「誠に天下の重宝なりと—して」〈太平記・二八〉
かんかく‐かびん【感覚過敏】
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの感覚が非常に敏感になっている状態。 [補説]発達障害のある人に多いとされ、日常生活に支障をきたすことがある。
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...