オセロ【Othello】
シェークスピアの四大悲劇の一。5幕。1604年ごろ初演。ムーア人の将軍オセロは部下イヤゴーの奸計(かんけい)に乗せられて妻デスデモーナの貞操を疑い、殺害したあと、真相を知って自殺する。オセロー...
おそめひさまつうきなのよみうり【お染久松色読販】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。4世鶴屋南北作。文化10年(1813)江戸森田座初演。早変わりを見せ場とするお染久松物。通称「お染の七役」。
おそろしきなかだち【恐ろしきなかだち】
《原題、(スペイン)El gran Galeoto》エチェガライの戯曲。3幕。1881年刊。若い作家の庇護者(ひごしゃ)夫婦の幸福な家庭が、世間のうわさ話のために崩壊していくさまを描く。
お‐たっし【御達し】
1 上の者からの命令や指図。特に、官庁からの訓令・指令。「その筋の—により」 2 江戸時代、幕府から関係機関に発せられた法令や命令。→御触書(おふれがき)
お‐だいば【御台場】
江戸幕府が江戸品川沖に築いた砲台。特にそのうち、品川台場をさす。 ⇒台場
お‐だれ【尾垂れ】
1 軒先の垂木の木口を隠すための横板。鼻隠し。 2 近世、関西の町屋で、軒先にとりつけた幕掛け。 3 庇(ひさし)。関西でいう。
おだわら‐じょう【小田原城】
小田原市にある城。鎌倉時代初め、土肥氏が築城。戦国時代、北条早雲が入城して後、北条氏の本城となり、関東の中心となった。天正18年(1590)豊臣秀吉が攻略。江戸時代には幕府の重要拠点として譜代大...
おっそ‐ぶぎょう【越訴奉行】
鎌倉幕府の職名。越訴2の受理・再審に当たった臨時の職。審理が始まると、引付(ひきつけ)奉行人の中から1、2名が選ばれ、頭人の指揮に従った。
おてつだい‐ぶしん【御手伝い普請】
近世、諸大名に資材や人足を負担させて行わせた大規模な土木工事。豊臣政権では大坂城や聚楽第の建設、江戸幕府では江戸城とその城下町の建設、京都御所の造営、木曽川・長良川・揖斐(いび)川の治水工事など...
オテロ【Otello】
ベルディ作曲のオペラ。4幕。1887年ミラノで初演。シェークスピアの戯曲「オセロ」に基づく。