まちどお‐し・い【待(ち)遠しい】
[形][文]まちどほ・し[シク]《「まちどお」の形容詞化》待っていてもなかなか来ず、早く来るようにと願っているさま。「お正月の来るのが—・い」「入学式が—・い」 [派生]まちどおしがる[動ラ五]...
待(ま)ちに待(ま)った
非常に長い間期待しながら待ちつづけた。「—日がついにやってきた」
まち‐のぞ・む【待(ち)望む】
[動マ五(四)]今か今かと心待ちにする。期待して待つ。「朗報を—・む」
まち‐ばり【待(ち)針】
裁縫で、縫い合わせる布をとめたり、縫い止まりのしるしとして刺したりする針。頭に糸を通す穴がなく、プラスチックの玉などがつけてある。小町針。
まち‐びと【待(ち)人】
来るのを待たれている人。待っている相手。「—来たらず」
まち‐ぶせ【待(ち)伏せ】
[名](スル)まちぶせること。「先回りして—する」
まち‐ぶ・せる【待(ち)伏せる】
[動サ下一][文]まちぶ・す[サ下二]不意を襲うために、めざす相手の来るのを隠れて待つ。「—・せて捕まえる」
まち‐ぼうけ【待ち惚け】
待っている相手がついに来ないこと。まちぼけ。
待(ま)ち惚(ぼう)けを食(く)わ・す
待ち合わせの約束を守らず、人をむだに待たせる。「昼過ぎまで—・された」
まち‐ぼけ【待ち惚け】
「まちぼうけ」に同じ。「昌造は—を喰わされた」〈里見弴・安城家の兄弟〉