そ‐ろう【疎漏/粗漏】
[名・形動]大ざっぱで、手落ちがあること。また、そのさま。「調査に—がある」「—な計画」
ち‐みつ【緻密】
[名・形動] 1 布地・紙などのきめが細かいこと。また、そのさま。「特別に漉(す)かせた—な紙」 2 細かいところまで注意が行き届いていて、手落ちのないこと。また、そのさま。「—な仕事ぶり」「—...
て‐ぬかり【手抜かり】
不注意のため、しなければならないことを十分にしないこと。注意が行き届かないための失策。手落ち。「警備に—がある」
て‐ぬけ【手抜け】
手抜かり。手落ち。「我等の心付かなかったが—であった」〈露伴・寝耳鉄砲〉
ぬかり【抜かり】
油断。手落ち。手ぬかり。「万事に—がない」「—なく目を光らす」
早(はや)かろう悪(わる)かろう
仕事が速いと、手落ちがあって出来上がりが悪くなりがちであるということ。
ばん‐ぜん【万全】
[名・形動]少しも手落ちのないこと。きわめて完全なこと。また、そのさま。「—を期する」「—な(の)備え」「—な(の)注意を払う」
よく・する【善くする/能くする】
[動サ変][文]よく・す[サ変] 1 十分に手落ちなくする。巧みに行う。「詩文を—・する」 2 することができる。なしうる。「これだけの仕事は素人の—・するところでない」 3 (「よくしたもので...
ろう【漏】
[常用漢字] [音]ロウ(漢) ロ(慣) [訓]もる もれる もらす 〈ロウ〉 1 液体などがすきまからもれる。「漏洩(ろうえい)・漏出・漏水・漏電・漏斗(ろうと)/歯槽膿漏(しそうのうろう)...