なげ‐こみ【投(げ)込み】
1 投げ込むこと。 2 新聞・書籍などに挟み込まれるもの。広告・読者カード・売上伝票など。 3 「投げ入れ」に同じ。 4 無縁仏となった死者を葬ること。「—同様、生きている中の悪事の罰で」〈円朝...
なげこみ‐づり【投(げ)込み釣(り)】
岩礁にいる魚を、リール竿を用い、おもりをつけた仕掛けを投げ込んで釣る方法。
なげこみ‐でら【投(げ)込み寺】
遊女や行き倒れなど、引き取り手のない死者を大きな穴に投げ入れて葬った寺。吉原の西念寺、新宿の成覚寺など。
なげ‐こ・む【投(げ)込む】
[動マ五(四)] 1 投げて入れる。また、無造作に投げ入れる。「郵便受けに散らしを—・む」 2 野球で、投手が数多く投球練習をする。「十分に—・んでから登板する」
なげ‐ざお【投げ竿】
投げ釣り用の竿。継ぎ竿と振り出し竿がある。
なげ‐ざや【投げ鞘】
槍(やり)の鞘(さや)の一。毛皮などで長く作り、先端を折りたらして飾りとするもの。
なげ‐ざん【投(げ)算】
算木や銭を投げて、その表裏により吉凶や方角を占うこと。また、その占い。
なげ‐しまだ【投(げ)島田】
髻(もとどり)の根を低く下げて結い、後ろへ倒れるようにそらした島田髷(まげ)。遊女好みのいきな結い方で、元禄(1688〜1704)ごろ特に流行した。下げ島田。
なげ‐す・てる【投(げ)捨てる/投げ棄てる】
[動タ下一][文]なげす・つ[タ下二] 1 ほうり出して捨てる。「空き缶を—・てる」 2 途中でやめてそのままほうっておく。「仕事を半分で—・てる」
なげ‐ずきん【投(げ)頭巾】
四角い袋状に縫い、上端を後ろに折り垂らしてかぶる頭巾。江戸時代、傀儡師(くぐつし)・飴(あめ)売りなどが着用。黒船頭巾。