いき‐じごく【生き地獄】
生きながら地獄にあるようなひどい苦しみにあうこと。また、そのありさま。「被災地に—を見る」
いき‐じびき【生き字引】
博識の人。特に、会社・役所などで過去の出来事や規則などに通じている人。
いき‐すだま【生き霊/生き魑魅】
《古くは「いきずたま」とも》生きている人の怨霊(おんりょう)。いきりょう。「物の怪(け)、—などいふもの」〈源・葵〉
いきたい【生きたい】
新藤兼人監督・原作・脚本による映画の題名。平成11年(1999)公開。認知症の父親と娘の暮らしをユーモラスに描きつつ、老いの問題を問う。出演、三国連太郎、大竹しのぶほか。モスクワ国際映画祭最優秀...
いき‐たい【生き体】
相撲で、両者がほとんど同体に倒れたとき、爪先が下を向いて土俵内の地についている状態。⇔死に体。
いきた‐かせき【生きた化石】
1 現在でもほとんど姿形を変えずに生き続け、化石としても発見されている生物のこと。植物のメタセコイア・イチョウ、動物のシーラカンス・カブトガニ・カモノハシなど。生きている化石。 2 《1から転じ...
生(い)きた心地(ここち)もし◦ない
恐ろしさで生きている感じがしない。「地震が収まるまでは—◦なかった」
生(い)きた空(そら)がな・い
恐ろしさや苦しみのあまり生きている気持ちがしない。
いき‐ち【生き血】
生きている動物の血。
生(い)き血(ち)を搾(しぼ)・る
情け容赦なく人のものを取り上げて自分の利益とする。生き血を吸う。生き血をすする。