きんきゅうじたい‐じょうこう【緊急事態条項】
戦争・テロ・大規模災害などの非常事態が発生した場合に、政府や国会の権限を一時的に強化する規定。平成28年(2016)現在、日本国憲法には定められていない。
きんきゅうじ‐ひなんじゅんびくいき【緊急時避難準備区域】
平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故に伴い、政府が住民に対して、いつでも屋内退避や避難が行えるように準備をしておくことを求めた区域。福島県広野町・楢葉町・川内村、および田村市と南...
きんきゅうじぼうごそちじゅんび‐くいき【緊急時防護措置準備区域】
原子力発電所で事故が発生し、放射線測定値が一定の水準を超えた場合に、すみやかに避難・屋内退避できるように事前に計画を立てる必要がある区域。国は原発から半径30キロ圏を目安としている。緊急時防護措...
きんきゅう‐ひばくいりょう【緊急被曝医療】
原子力施設で放射線が異常に放出されたり、放射性物質による被曝(ひばく)・汚染が発生した場合に、施設従業員や周辺地域の住民に対して行われる医療活動。放射線障害、被曝・汚染に伴う外傷・熱傷等に対する...
きんすいせい‐ぶっしつ【禁水性物質】
消防法の別表で危険物として第3類に分類されるもの。同法では「自然発火性物質および禁水性物質」を第3類にまとめ、固体または液体であって、空気中での発火の危険性を判断するための政令で定める試験におい...
きんせんしょうひたいしゃく‐けいやく【金銭消費貸借契約】
借主が、将来返還することを約束して、貸主から金銭を借り入れる契約。銀行から住宅資金を借り入れたり、消費者金融業者から融資を受ける場合などに締結する。ローン契約。金消契約。→グレーゾーン金利 →消...
きんぞく‐おん【金属音】
金属を硬い物でたたいたり、こすったりしたときに発生する、甲高くて頭にひびく感じの音。「ジェット機が—を発して飛び立つ」
きんぞく‐たんちき【金属探知機】
電磁誘導の原理を利用して金属の有無を確認する装置。磁場を発生させ、金属が接近した時に生じる磁界の変化を検出する。空港などの保安検査、地雷除去、埋設・埋蔵物の調査、食品等の製造品質管理などに用いられる。
きんゆう‐エーディーアール【金融ADR】
金融分野における裁判外紛争解決制度(ADR)。平成21年(2009)の金融商品取引法等改正により創設された。金融機関と利用者の間で発生した紛争を裁判で解決しようとすると、利用者側の負担が重くなる...
きんゆう‐バブル【金融バブル】
多様な金融商品などによって過剰な信用供与が行われたことにより発生したバブル経済。 [補説]1980年代以降、米国の主導により規制緩和による金融の自由化・グローバル化が進み、金融市場の規模が急速に...