は‐ご【羽子】
ムクロジの種に穴をあけ、色をつけた鳥の羽を4、5枚さしこんだもの。羽子板でついて遊ぶ。はね。つくばね。「—をつく」《季 新年》
はご‐いた【羽子板】
羽根突きに使う長方形の板。桐(きり)・杉などを用い、絵を描いたり、押し絵をつけたりする。遊戯用のほか飾り用ともする。《季 新年》「—の重きが嬉し突かで立つ/かな女」
はごいた‐いち【羽子板市】
年末に羽子板を売る市。東京の浅草寺(せんそうじ)のものが有名。《季 冬》
はごいた‐かなもの【羽子板金物】
「羽子板ボルト」に同じ。
はごいた‐ボルト【羽子板ボルト】
一方が板状で他方が棒状になっている鉄製の接続器具。棒状部には螺旋(らせん)が、板状部には穴があって、他のボルトを固定する。柱と横材との締結などに使用。羽子板金物。
はご‐の‐き【羽子の木】
ツクバネの別名。
はね‐つき【羽根突き/羽子突き】
[名](スル)羽子板で羽根をついて遊ぶこと。また、その遊び。一つのはねを二人以上でつく追い羽根、数をかぞえながら一人でつく揚げ羽根などがある。《季 新年》「島の路狭し—通せんぼ/蓼汀」