ふな‐ごころ【船心】
船酔い。ふなごこち。「昨日は御船に召され、—に損じ給ひて」〈義経記・七〉
ふな‐ごや【船小屋/舟小屋】
「船蔵(ふなぐら)1」に同じ。
ふなさか‐とうげ【船坂峠】
兵庫県赤穂郡上郡町と岡山県備前市との境にある峠。隠岐(おき)に流される後醍醐天皇を、児島高徳(こじまたかのり)が迎えた地。
ふな‐し【船師】
江戸時代から明治初期にかけて、廻船を所有して海運活動を行った商人。
ふな‐しま【船島】
山口県下関市にある巌流島の正式名称。
ふな‐しろ【船代】
伊勢の皇大神宮の樋代(ひしろ)を奉安する箱。岩船(いわふね)の形に作られる。みふなしろ。
ふなしろ‐まつり【船代祭(り)】
伊勢神宮の遷宮式で、船代の材料にする木を切るときの祭り。
ふな‐じ【船路】
1 船の航行する道筋。航路。 2 船の旅路。船旅(ふなたび)。「—の安全を祈る」
ふな‐じるし【船印/船標】
船の所有者や乗り手などを示すために船上に掲げたしるし。旗・幟(のぼり)など。
ふな‐せ【船瀬】
船が風波を避けるために停泊する所。「行き巡り見とも飽かめや名寸隅(なきすみ)の—の浜にしきる白波」〈万・九三七〉