じ‐き【事記】
事件を中心にして書いたもの。
じ‐き【自記】
[名](スル) 1 自分で書きつけること。また、書いたもの。「住所氏名を—する」 2 機械が自動的に符号や文字を記録すること。
じっ‐き【実記/実紀】
事実をありのままに書きとめた記録。実録。
じゅ‐き【授記】
《(梵)vyākaraṇaの訳。区別・分析・発展の意》仏語。仏が、弟子に対して未来世の証果、特に成仏の証言を与えること。
じゅけんせいのしゅき【受験生の手記】
久米正雄の短編小説。大正7年(1918)「黒潮」誌に発表。同年刊行の短編小説集「学生時代」に収録。
じゅんれいにっき【巡礼日記】
歌人、天田愚庵の著作。明治26年(1893)、愚庵が西国三十三所巡礼に出かけた際につくられた漢詩・和歌を含む紀行文で、明治27年(1894)「順礼日記」の題で刊行。著者没後、遺稿集に収められた際...
じょう‐き【上記】
ある記事の上、または前に書いてあること。また、その文句。「集合時間は—のとおり」⇔下記。
じょうきゅうき【承久記】
鎌倉時代の軍記物語。2巻。作者未詳。鎌倉中期の成立か。承久の乱の経過を記し、論評を加えたもの。「承久兵乱記」「承久軍物語」などの異本がある。
じょうすいき【盛衰記】
⇒源平盛衰記(げんぺいじょうすいき)
ジョンまんじろうひょうりゅうき【ジョン万次郎漂流記】
井伏鱒二の短編小説。幕末に米国に渡った中浜万次郎の半生を描く。昭和12年(1937)刊行。同年、第6回直木賞受賞。