身骨(しんこつ)を砕(くだ)・く
物事を一所懸命にする。力の限りを尽くす。「—・いても、御意を背く心は御座りませぬ」〈紅葉・二人比丘尼色懺悔〉
しん‐こん【身根】
仏語。五根・六根の一。触覚を生じる器官としての身体。また、その機能。
しん‐こん【身魂】
からだと心。肉体と精神。全身全霊。「—をなげうって尽くす」
しん‐ご【身後】
死んだのち。死後。没後。「霊魂は死するものにあらずと、始めて—の事を心配し、霊魂不死の説を発せり」〈田口・日本開化小史〉
しん‐ごう【身業】
仏語。三業の一。身体で表すすべての動作。
しん‐さん【身三】
仏語。人の身体による三つの善悪の行為。十善のうちの不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不邪淫。または、十悪のうちの殺生・偸盗・邪淫。
しんさん‐くし‐いさん【身三口四意三】
仏語。十悪・十善を身口意の三業に配当したもの。十悪でいえば、身の所業の殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫、口の所業の妄語・悪口(あっく)・両舌・綺語(きご)、意の所業の貪欲(とんよく)・瞋恚(しんい...
しん‐しゅ【身首】
胴体と首。
身首(しんしゅ)処(ところ)を異(こと)にする
胴体と首とが別々になる。首を切られることをいう。
しん‐しょう【身上】
1 身の上。一身上のこと。しんじょう。 2 財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「—をこしらえる」「—をつぶす」 3 給金。芝居関係者の間で用いられた語。「身分だの—だ...