きしどう‐ものがたり【騎士道物語】
12〜13世紀に欧州で発達した、騎士道と貴女崇拝を主題とした物語文学の総称。韻文または散文で作られ、主にフランス・ドイツ・イギリスで、吟遊詩人たちによって弾き語りされた。
きしゅう‐りゅう【紀州流】
紀州で伝わり発達した泳法。岩倉流・小池流・能島(のじま)流など。紀州伝。
き‐しゅく【帰宿】
[名](スル) 1 宿舎に戻ること。「そっと—するに相違ないわい」〈逍遥・当世書生気質〉 2 議論・意見などがある結論に到達すること。帰着。「其の執る所の説は概して、皆極端の平等主義に—し」〈竜...
きしわだ【岸和田】
大阪府南西部の市。大阪湾に臨む。もと岡部氏の城下町。繊維・機械工業などが発達。人口19.9万(2010)。
き‐じらみ【木虱】
半翅(はんし)目キジラミ科の昆虫の総称。体長2〜4ミリ。体形はセミに似て、透明の翅(はね)をもち、前翅は楕円形。後脚がよく発達し、跳ねる。草木の茎・葉に群生して液を吸う。ナシキジラミ・クワキジラ...
きせい‐せん【棋聖戦】
1 囲碁の七大タイトル戦の一。昭和51年(1976)創設。決勝戦は七番勝負で行われ、勝者は棋聖のタイトルを手にする。連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5期または通算10期獲得した...
きぜわ‐もの【生世話物】
歌舞伎の世話物のうち、写実的傾向の著しい内容・演出によるもの。文化・文政期(1804〜1830)以降の江戸歌舞伎で発達。生世話狂言。真世話物。
き‐そ【基礎】
1 ある物事を成り立たせる、大もとの部分。もとい。「—がしっかりしているから、上達が早い」「—を固める」「—知識」 2 建造物の荷重を支持し、地盤に伝える最下部の構造物。地形(じぎょう)・土台な...
きそん
[名]若者。「踊りても—十七、八人もまじる役者は笛、太鼓、鉦(かね)」〈後撰夷曲集〉 [形動][文][ナリ]《近世語》うわついているさま。「おお、辛気、そんな—なこっちゃないわいな」〈浄・河...
きた【北】
東京都北部の区名。荒川右岸にある。昭和22年(1947)滝野川・王子の両区が合併して成立。明治時代から製紙・印刷業が発達。大規模住宅団地や飛鳥山公園がある。人口33.6万(2010)。