きんぞくヒューム‐ねつ【金属ヒューム熱】
⇒金属熱
きんぞく‐ひろう【金属疲労】
金属材料に外力が繰り返し加わり、無数の微小な亀裂が生じること。材料がもろくなって、やがては破壊される。
きんぞく‐りょう【金属量】
天体に含まれる重元素の割合。宇宙の化学進化が進むと、恒星内の核融合反応や超新星爆発によって重元素が生成されるため、天体の年齢の指標となる。金属量が少ないほど、若い天体と考えられる。
きん‐ちょう【金打】
1 近世、誓いの印として、金属製の物を打ち合わせたこと。武士は刀の刃または鍔(つば)、女子は鏡などを打ち合わせた。かねうち。「てうてうてうと—し、本蔵が心底(しんてい)かくの通り」〈浄・忠臣蔵〉...
きん‐つば【金鍔/金鐔】
1 金または金色の金属で作った、刀の鍔。近世、伊達(だて)な風俗とされた。 2 「金鍔焼き」の略。 3 ぜいたくで華美な人。「—は余程かうじた山師なり」〈柳多留・五〉 4 主君の寵愛(ちょうあい...
きん‐づくり【金作り】
金または金色の金属で飾って作ること。また、そのもの。こがね作り。
きん‐てつ【金鉄】
1 金と鉄。また、金属。 2 堅固で、容易にくずれないことのたとえ。「—の誓い」
きん‐ばと【金鳩】
ハト科の鳥。全長約25センチ。くちばしが赤、ほおから腹にかけては紫褐色、背は緑色で金属光沢がある。インド・ミャンマー・中国南部に分布。日本では八重山諸島にすみ、天然記念物。
きん‐ぶん【金文】
鉄器・銅器など金属器に刻まれた文字や文。特に、中国、殷(いん)・周時代の青銅器に鋳刻された銘文をいう。→石文
きん‐ぷくりん【金覆輪】
《「きんぶくりん」とも》器具の周縁をおおう覆輪で、金または金色の金属を用いてつくったもの。黄覆輪。