まべ‐がい【まべ貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。サンゴ礁などにみられ、烏帽子(えぼし)形で、殻長約15センチ。殻表は黒褐色、内面は青灰色で真珠光沢が強い。紀伊半島以南に分布し、半円真珠養殖の母貝に利用。
まほら‐ま
「まほら」に同じ。「大和は国の—畳(たた)なづく青垣山隠(やまごも)れる大和しうるはし」〈景行紀・歌謡〉
まほろ‐ば
「まほら」に同じ。「大和は国の—畳(たた)なづく青垣山籠(やまごも)れる大和しうるはし」〈記・中・歌謡〉
まめ‐ぞめ【豆染(め)】
青黒色の染め色。
ま‐も・る【守る/護る】
[動ラ五(四)]《「目(ま)守(も)る」の意》 1 侵されたり、害が及ばないように防ぐ。「犯罪から青少年を—・ろう」「身を—・る術」 2 決めたことや規則に従う。「約束を—・る」「教えを—・る」...
まゆ‐ずみ【眉墨/黛】
1 眉をかいたり形を整えたりするのに用いる化粧品。 2 眉をかくこと。また、かいた眉。まゆがき。「—を引く」 3 香の名。伽羅(きゃら)から製する。 4 連なった山が遠くに眉のように見えること。...
まゆん‐がなし【真世がなし】
《沖縄方言で、豊作・幸運の神の意》沖縄県石垣島の川平(かびら)で、陰暦9月の節祭りに来訪する神。青年たちが覆面をし、蓑(みの)・笠(かさ)をつけてこの神に仮装し、家々を回る。
まよ‐ね【眉根】
「まゆね」に同じ。「青柳(あをやぎ)の細き—を笑(ゑ)み曲がり」〈万・四一九二〉
マラカイト‐グリーン【malachite green】
塩基性染料の一。金属光沢のある青緑色の結晶。絹・羊毛・皮革を直接染色するが、日光・アルカリに弱い。
まり‐も【毬藻】
シオグサ科の緑藻。淡水にみられ、濃緑色の糸状体が絡んで球形をしている。昼は湖面に浮上し、夜は沈む。北海道の阿寒湖のものは特別天然記念物。近縁に青森県左京沼のヒメマリモ、山梨県山中湖・河口湖のフジ...