くび‐ちょう【首帳】
合戦のときに討ち取った首と、これを取った者の名前を記した帳面。首注文。
くび‐ちょう【首長】
「しゅちょう(首長)2」に同じ。「市長(しちょう)」と混同を避けるための語という。
くび‐ちょんぱ【首ちょんぱ】
俗に、首と胴が切れてはなれること。また、切りはなすこと。人だけでなく人形などの首、植物の花と茎がはなれることも言う。
くびっ‐かせ【首っ枷/頸っ枷】
「首枷(くびかせ)」に同じ。「子は三界の—」
くびっ‐たけ【首っ丈/頸っ丈】
[名・形動]《首の高さまで深くはまり込む意から》ある思いに深くとらわれること。特に、異性に心をひかれ夢中になること。また、そのさま。「彼女に—だ」
くびっ‐たま【首っ玉/頸っ玉】
《「くびたま」の促音添加》くび。くびすじ。「—にかじりつく」
くびっ‐ぴき【首っ引き/頸っ引き】
《「くびひき」の音変化》 1 あるものと向き合って、それから離れずに物事を行うこと。「辞書と—で原書を読む」 2 「首引き」に同じ。
くび‐つき【首付き/頸付き】
首のようす。首のかっこう。「蝸牛(まいまいつぶろ)が日和を見るという—をして」〈紅葉・二人女房〉
くび‐つり【首吊り】
[名](スル)首をつって死ぬこと。首くくり。「—自殺」
くび‐づか【首塚】
討ち取った首や罪人の首などを埋めた塚。