アグノウ‐もん【アグノウ門】
《Bab Agnaou》モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街の南側、王宮の近くにある門。12世紀、ムワッヒド朝時代に建造。馬蹄形のアーチの周囲は赤と緑の砂岩で装飾され、コーランの一節が刻まれている。
イエメン‐もん【イエメン門】
《Bab al-Yaman》イエメンの首都サヌアの旧市街の南側にある城門。かつて旧市街を囲んでいた城壁に残っている唯一の城門として知られる。1986年に「サヌア旧市街」の名称で世界遺産(文化遺産...
ズウェーラ‐もん【ズウェーラ門】
《Bab Zuweila》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある城門。ムイッズ通りの南端に位置する。11世紀末、ファーティマ朝第8代カリフ、ムスタンシルの時代に建造。名称は同地に駐屯し...
ナスル‐もん【ナスル門】
《Bab al-Nasr》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある城門。「勝利の門」を意味する。ハーキムモスクの南東に隣接する。かつての隊商宿が残っている。11世紀末、ファーティマ朝第8...
ババコ【(スペイン)babaco】
南米アンデス地方原産のパパイヤの仲間の果実。オクラを大きくしたような形で、切り口は五角形。成熟した果皮は黄色。かすかな酸味とあっさりした甘味がある。
ババビダ‐ようさい【ババビダ要塞】
《Baba Vida/Баба Вида》ブルガリア北西部の都市ビディンのドナウ川沿いにある中世の要塞。10世紀、古代ローマ時代の砦があった場所に建造。第一次、第二次ブルガリア帝国時代、帝国北西...
ババヤガー【(ロシア)Baba-yaga】
スラブの説話に登場する森の魔女。鶏の脚の上に立つ小屋に住み、臼(うす)に乗って移動する。
バビアナ【(ラテン)Babiana】
アヤメ科の球根草。南アフリカ原産。高さ約30センチ。春に、赤・紫・白色などの花をつける。
バビット【Babbitt】
ルイスの小説。1922年刊。ビジネス万能時代の俗物的な実業家の姿を描く。
バビット‐メタル【Babbitt metal】
錫(すず)を主体とし、少量のアンチモン・銅・鉛などを含む合金。軸受け合金としてすぐれる。米国の技術者バビット(I.Babbitt)が発明。