あせり【焦り】
あせること。いらいらする気持ち。焦慮。焦燥。「—の色を隠せない」
いら‐いら【苛苛】
[副](スル) 1 思いどおりにならなかったり不快なことがあったりして、神経が高ぶるさま。いらだたしいさま。「連絡がとれず、—する」 2 陽光などが強く照りつけるさま。じりじり。「—と畳のはし...
いらいら‐し・い【苛苛しい】
[形][文]いらいら・し[シク]心がいらだつさま。いらいらするさま。じれったい。「お島は—・い目をすえて、じっと見つめていたが」〈秋声・あらくれ〉
いら‐くら
[副](スル)気がいらだつさま。いらいら。「苦しいと思う程思い乱れて—した、その女である」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
いら‐だち【苛立ち】
《動詞「いらだつ」の連用形から》思うようにならず気持ちが高ぶること。いらいらする気持ち。「煮えきらない態度に—を覚える」
いら‐だ・つ【苛立つ】
[動タ五(四)]気持ちがいらいらして、じっとしていられなくなる。じれる。「—・つ気持ちを抑える」「じらされて、心が—・つ」
[動タ下二]「いらだてる」の文語形。
いら‐だ・てる【苛立てる】
[動タ下一][文]いらだ・つ[タ下二]気持ちをいらいらさせる。いらだたせる。「ささいなことに神経を—・てる」
いらち【苛ち】
[名・形動]《動詞「いらつ」の連用形の名詞化》いらいら、せかせかとして落ち着かないこと。また、そのような人やさま。「—な人」
いら・つ【苛つ】
[動タ五(四)]気持ちが落ち着かなくいらいらする。いらだつ。「待ちかねて気を—・ちながら」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
[動タ下二]物事を早くするようにせきたてる。「下り候へ、と—・てけれども」...
いら‐つ・く【苛つく】
[動カ五(四)]思うようにならず、いらいらする。「仕事がはかどらず—・く」