アグニをぬすめ【火神を盗め】
山田正紀の冒険小説。最新鋭の原子力発電所アグニの危機に立ち向かう日本人サラリーマンたちの戦いを描く。昭和52年(1977)刊。第78回直木賞候補作。
アパートのかぎかします【アパートの鍵貸します】
《The Apartment》米国の映画。1960年作。監督はワイルダー。出世のために、上司と愛人の密会場所として自分のアパートを貸しているサラリーマンを主人公とする喜劇。第33回米国アカデミー...
うまれてはみたけれど【生れてはみたけれど】
小津安二郎監督によるサイレント映画の題名。正式には「大人の見る絵本生れてはみたけれど」。昭和7年(1932)公開。サラリーマンの姿を子供の視点から描いた喜劇。出演、斎藤達雄、吉川満子、突貫小僧ほか。
えいごやさん【英語屋さん】
源氏鶏太の短編小説。昭和26年(1951)発表。同年、第25回直木賞受賞。通訳専門の嘱託社員を主人公とする。著者によるサラリーマン小説の代表作の一。昭和34年(1959)、36年(1961)、3...
えぶりまんしのゆうがなせいかつ【江分利満氏の優雅な生活】
山口瞳の小説。高度経済成長期のサラリーマンの姿をコミカルに描く。昭和36年(1961)より発表。昭和37年(1962)、第48回直木賞受賞。昭和38年(1963)、岡本喜八監督により映画化。
きぎょう‐せんし【企業戦士】
特に熱心に仕事をこなし、企業の利益に貢献する会社員。がむしゃらに働く仕事第一のサラリーマンを、からかってこう呼ぶこともある。
クレ‐サラ
《「クレジット会社」と「サラリーマン金融」から》信販会社と消費者金融の総称。「—問題相談所」
クレサラ‐もんだい【クレサラ問題】
《クレサラは「クレジット会社」と「サラリーマン金融」から》過酷な取り立てや高金利、多重債務、違法業者の増加、過払い金など、信販会社や消費者金融からの借り入れをめぐる一連の問題。クレジット・サラ金問題。
く‐ろ‐よん【九六四】
課税所得の捕捉率が給与所得者はおよそ9割であるのに対し、自営業者は6割、農家は4割でしかないとされること。税に対するサラリーマンの不平を表した言葉。十五三(とおごうさん)。九六四問題。
げっきゅう‐とり【月給取り】
月給によって生活する人。サラリーマン。