あつりょく‐こうばい【圧力勾配】
流体中のある点における、圧力の変化率。気象学では気圧傾度ともいう。
おんど‐こうばい【温度勾配】
物体や空間の温度分布が定常状態(時間的に変化しない場合)にあるとき、任意の二点間における温度の変化率。一般に、2点A、Bの温度をTA、TB(ただし、TAはTBより大きい)、AB間の距離をDとする...
かえし‐こうばい【返し勾配】
日本建築で、45度以上の急勾配。45度を引いた残りの勾配で傾きを表す。
かね‐こうばい【矩勾配】
建築で、45度の傾斜。
きおん‐こうばい【気温勾配】
⇒温度勾配
きゅう‐こうばい【急勾配】
傾斜の急なこと。水平面に対する傾きが急なこと。「—のスタンド席」
こう‐ばい【勾配】
1 水平面に対する傾きの度合い。傾斜。また、斜面。「—の急な坂道」「—を登る」 2 数学で、直線の方向を示す数。直線がx軸の正の方向となす角の正接で表される。傾き。方向係数。 3 物理学で、速度...
ちおん‐こうばい【地温勾配】
地中の温度が深さとともに上昇する割合。地表の浅いところでは、100メートルごとに1〜3ケルビン程度上昇する。一方、深度100キロメートル以深ではマントルの対流により勾配は小さく、1キロメートル毎...