しん【震】
易の八卦(はっけ)の一。算木での形に表す。雷にかたどり、陽気がようやく動き出そうとする象(かたち)を示す。季節では春、方位では東に配する。
しん【震】
[常用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]ふるう ふるえる 1 小刻みに揺れ動く。ふるえる。ふるわす。「震撼(しんかん)・震動・震天動地/地震」 2 地震。「震央・震源・震災・震度/激震・弱震...
しん‐い【震位】
《「震」は易の八卦(はっけ)の一つで、東・長男に配するところから》東宮の位。皇太子の位。
しん‐いき【震域】
地震のとき、一定の震度を感じる地域。
しん‐おう【震央】
地震の震源の真上の地表点。
しん‐おん【震音】
⇒トレモロ
しん‐かん【震撼】
[名](スル)ふるい動かすこと。また、人をふるえあがらせること。「世間を—させた事件」
しん‐がい【震駭】
[名](スル)驚いて、ふるえあがること。「世間を—させた大事件」
しん‐きょう【震恐】
[名](スル)おそれおののくこと。「周師大敗、帰路全く絶え将士—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しん‐きょう【震驚】
[名](スル)おどろきおののくこと。「辛苦貧窮、その他凡百の凶害、他人を—せしむるもの」〈中村訳・西国立志編〉