マリアかんのん【マリア観音】
江戸時代、隠れキリシタンが聖母マリアに擬してひそかに崇拝の対象とした観音像。像の一部に十字架を隠している例が多い。
マリアマグダレナ【Maria Magdalena】
キリスト教の聖女。キリストが七つの悪霊を追い払って救った女性。キリストの復活の目撃者。祝日7月22日。マグダラのマリア。
マリアえいみんきょうかい【マリア永眠教会】
《Abbey of the Dormition of the Virgin Mary》パレスチナ地方の古都エルサレム南東部、シオンの丘にあるネオロマネスク様式の教会。エルサレム最大の教会として知られ、聖母マリアを祭る。1910年に建造。聖母マリア永眠教会。
マリアとう【マリア島】
《Maria Island》オーストラリア、タスマニア州の島。タスマニア島の東約4キロメートルに位置する。ロウバシガン、オオカンガルー、ウォンバットなどが生息。アボリジニーの遺跡もあり、全島がマリア島国立公園に指定。また同島北端のダーリントンの監獄跡は2010年に「オーストラリアの囚人遺跡群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
マリアへのおつげ【マリアへのお告げ】
《原題、(フランス)L'Annonce faite à Marie》クローデルによる戯曲。自身の旧作「乙女ビオレーヌ」を改作したもので、第1稿は1912年発表、同年オーレリアン=ルニェ=ポーの演出により初演。第2稿は1948年に発表、パリのエベルト劇場にて初演。