さい‐ぐ【祭具】
祭りの儀式に使う道具。
さい‐ぐう【斎宮】
天皇の即位ごとに選ばれて伊勢神宮に奉仕した未婚の内親王または女王。崇神(すじん)天皇の代に始まるとされ、後醍醐天皇の代まで続いた。いつきのみや。いつきのみこ。いみみや。→斎院
さいぐうき【西宮記】
⇒さいきゅうき
さいぐう‐の‐いみことば【斎宮の忌み詞】
伊勢の斎宮で、仏語や不浄な語を避けて、代わりに用いた言葉。経を「染め紙」、死を「直り物」、僧を「髪長(かみなが)」、血を「汗」、仏を「中子(なかご)」、病気を「慰(やすみ)」といった類。
さいぐう‐の‐にょうご【斎宮女御】
[929〜985]平安中期の女流歌人。三十六歌仙の一人。本名、徽子(きし)。斎宮を務め、のち、村上天皇の女御。家集に「斎宮女御集」がある。承香殿女御。