うめただ‐みょうじゅ【埋忠明寿】
[1558〜1631]桃山時代の刀工・鐔工(つばこう)。京都の人。埋忠家初代。新刀の開祖。特に刀身の彫り物にすぐれ、鐔作りでも象嵌(ぞうがん)色絵の技に巧みで「葡萄胡蝶文象嵌鐔」は有名。うめのた...
うめ‐たて【埋(め)立て】
海底などに浚渫(しゅんせつ)土砂などを積み上げ、新しく陸地を造成すること。また、それによってできた土地。「—地」「—工事」
うめたて‐こうわん【埋(め)立(て)港湾】
海底に土砂などを積み上げて作った港。東京港、大阪港など。埋め立て式港湾。→掘り込み港湾
うめたて‐ち【埋(め)立(て)地】
海・川・湖などを埋め立ててつくった陸地。
うめ‐た・てる【埋め立てる】
[動タ下一][文]うめた・つ[タ下二]川や海などに土砂を入れて埋め、陸地にする。「沼を—・てて宅地にする」
うめだ【梅田】
大阪市北区の地名。JR大阪駅や私鉄各線のターミナル駅がある。付近の繁華街は、難波(なんば)付近のミナミに対してキタとよばれる。
うめだ‐うんぴん【梅田雲浜】
[1815〜1859]江戸末期の尊攘(そんじょう)派志士。若狭小浜藩士。名は定明。通称、源次郎。雲浜は号。山崎闇斎の学派に学び、攘夷を唱え、ロシア軍艦襲撃を企てた。将軍継嗣では一橋派に立ち、井伊...
うめ‐ちゃ【埋め茶】
「埋め茶女郎」の略。
うめちゃ‐じょろう【埋め茶女郎】
遊女の等級。江戸の吉原で、太夫(たゆう)・格子(こうし)女郎・散茶(さんちゃ)女郎に次ぐ格下の遊女。散茶を薄めるのしゃれからという。
うめちゃ‐づくり【埋め茶造(り)】
埋め茶女郎を置いた遊女屋の店の造り。散茶女郎の店を改造して大格子(おおごうし)の内側を局(つぼね)座敷に仕立て、狭い庭をつけたもの。