やまがた‐ぼんち【山形盆地】
山形県中東部の断層盆地。最上川が北へ貫流し、扇状地が発達。稲作やサクランボウ・ブドウ栽培が盛ん。村山盆地。
やまがたロバノフ‐きょうてい【山県ロバノフ協定】
明治29年(1896)ロシアを訪れた山県有朋とロシア外相ロバノフとの間で調印された議定書。日露両国の朝鮮に対する権益を決めた。
やま‐かっこ【山括弧】
文章表記中などで用いる‹ ›や« »の記号。引用や語の強調などに使う。山パーレン。ギュメ。ギメ。→括弧
やま‐がつ【山賤】
1 山仕事を生業とする身分の低い人。きこりや杣人(そまびと)などをいった。やましず。 2 1の住む家。「—の垣ほ荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子(なでしこ)の露」〈源・帚木〉 3 人をあざけ...
やま‐がに【山蟹】
サワガニの別名。《季 夏》
山(やま)が見(み)・える
事が進んで、完成までの見通しがつく。「難工事もどうやら—・えた」
やまが‐もの【山家者】
山家育ちの者。
やま‐がら【山雀】
シジュウカラ科の鳥。全長14センチくらい。背面が青灰色、腹面が赤褐色で、頭とのどは黒い。日本・朝鮮半島・台湾に分布し、低山や平地の林にすむ。人になれやすく、仕込むと神社の前でおみくじを引くなどの...
やま‐がらす【山烏/山鴉】
1 山にいるカラス。 2 ハシブトガラスやミヤマガラスの別名。 3 色の黒い人をあざけっていう語。「紅やおしろいすりぬりたれど、下地は黒き—」〈虎明狂・金若〉
やま‐がり【山狩(り)】
[名](スル) 1 山で鳥や獣を狩ること。 2 山中に逃げ込んだ犯罪者などを追って大勢で捜索すること。「警察犬も使って—する」