ちょう【塚】
[常用漢字] [音]チョウ(漢) [訓]つか 〈チョウ〉土を盛り上げてつくった墓。「塚墓/義塚」 〈つか(づか)〉「蟻塚(ありづか)・貝塚・一里塚・無縁塚」 [補説]「冢」は原字。
つか【塚/冢】
1 土の小高く盛り上がっている所。また、目印などのために土を高く盛り上げたもの。「一里—」「貝—」 2 土を小高く盛って築いた墓。また、一般に墓。「無縁—」
つか‐あな【塚穴】
死体を埋葬する穴。墓穴。
つか‐つくり【塚造】
キジ目ツカツクリ科の鳥の総称。全長50〜70センチでずんぐりしている。落ち葉や砂などで塚状の大きな巣を作って卵を産み込み、その発酵熱などを利用して卵をかえす。十数種がオーストラリア・ミクロネシア...
つかはら【塚原】
姓氏の一。 [補説]「塚原」姓の人物塚原渋柿園(つかはらじゅうしえん)塚原卜伝(つかはらぼくでん)
つかはら‐じゅうしえん【塚原渋柿園】
[1848〜1917]小説家。江戸の生まれ。本名、靖(しずむ)。歴史小説を多く書いた。作「由井正雪」「天草一揆」「木村重成」など。
つかはら‐ぼくでん【塚原卜伝】
[1489〜1571]室町後期の剣客。常陸(ひたち)の人。卜伝流(新当流)の祖。上泉伊勢守に新陰流を学び、流派を成したのち諸国を歴遊してその弘布に努めた。足利義輝(あしかがよしてる)・北畠具教(...
つかはらぼくでんじゅうにばんしょうぶ【塚原卜伝十二番勝負】
津本陽による剣豪小説。天下無双の剣聖とうたわれた塚原卜伝の生涯を描く。昭和58年(1983)刊行。
つかまわり‐こふん【塚廻古墳】
大阪府堺市百舌鳥夕雲町(もずせきうんちょう)にある、5世紀の古墳。百舌鳥古墳群を構成する円墳で、直径32メートル、高さ5メートル。大山(だいせん)古墳に隣接し、陪塚の一と考えられている。
つかもと【塚本】
姓氏の一。 [補説]「塚本」姓の人物塚本邦雄(つかもとくにお)塚本晋也(つかもとしんや)