びゃくやこう【白夜行】
東野圭吾の長編推理小説。平成11年(1999)刊。第122回直木賞候補作品。迷宮入りした殺人事件に関わった少年と少女をめぐる悲劇を描く。舞台化、ドラマ化、映画化作品がある。
びゃくやをたびするひとびと【白夜を旅する人々】
三浦哲郎の長編小説。自身の家族をモデルに、東北の呉服屋一家の不幸な運命を描く。昭和59年(1984)刊行。第12回大仏次郎賞受賞。
びゃく‐らい【白癩】
1 ハンセン病の一型の古称。身体の一部または数か所の皮膚が斑紋状に白くなるものをさす。しらはだ。 2 そむけば白癩になるという意で、強い決意や禁止を表す語。副詞的に用いる。「商ひ馬に乗らんとは、...
びゃく‐れん【白蓮】
1 白いハスの花。はくれん。《季 夏》「—やはじけ残りて一二片/蛇笏」 2 ハクモクレンの別名。 3 心が清らかでけがれのないことのたとえ。
びゃくれん【白蓮】
⇒柳原白蓮
びゃく‐れん【白蘞】
ブドウ科の蔓植物(つるしょくぶつ)。葉は手のひら状の複葉で、葉と対生して巻きひげがある。夏、葉と向かい合って花柄を出し、淡黄色の小花を多数つける。中国の原産で、日本には江戸時代に渡来。塊状の根は...
びゃくれん‐きょう【白蓮教】
中国の民衆宗教の一派。南宋の初め、阿弥陀信仰により蘇州の僧茅子元(ぼうしげん)が創始。民衆に多くの信者を得たため、元代より邪教として禁圧される。明代以降しばしば反乱を起こしつつ、秘密結社として清...
びゃくれん‐しゃ【白蓮社】
中国の念仏修行の結社。402年、東晋(とうしん)の慧遠(えおん)が廬山(ろざん)に東林寺を建てて僧俗123人とともに結成したもの。
びゃく‐ろう【白鑞】
錫(すず)のこと。また、錫と鉛との合金。しろめ。はくろう。
びゃっ‐こ【白狐】
1 白い毛のキツネ。また、年を経て毛が白くなったキツネ。神通力をもつとされた。しろぎつね。 2 ホッキョクギツネの別名。 [補説]作品名別項。→白狐