1. 長い柄の先に、竹製の、熊の手のように曲がったつめ状のものを扇形につけた道具。落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる。くまでぼうき。

  1. 1宝船大判小判・千両箱・おかめの面などを飾りつけたもの。福をかき集める意味の縁起物として、酉 (とり) の市で売られる。 冬》

  1. 熊の手を思わせる鉄製のつめを、長い柄の先につけた道具武器や船の備品としても利用された。

  1. 欲の深いことのたとえ。また、その人。欲張り。

    1. 「—よ欲よと言はるるも口惜しし」〈浄・淀鯉〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。