1. 《「蒲簀 (かます) 」の意。古くはガマで作った》わらむしろを二つ折りにし、縁を縫いとじた袋。穀類・塩・石炭肥料などの貯蔵運搬に用いる。かまけ。

  1. 刻みタバコなどを入れる1の形の袋。

[補説]「叺」は国字

スズキ目カマス科の海水魚の総称。体は長紡錘形で、吻 (ふん) が突出し、強い歯をもつ。本州の中部以南ではアカカマスのほか、ヤマトカマス・アオカマスを産する。全長50センチ以下で、干物にして賞味南方には全長1.8メートルに及ぶオニカマスなども分布。まかます。いかりうお。くちすぼ。

[動サ五(四)]

  1. 歯の間に押し込んで、かむようにさせる。「猿ぐつわを—・す」

  1. 物と物との間にきっちりと差し込む。「楔 (くさび) を—・す」

  1. 相手がひるむように衝撃を与える動作・言葉を加える。「張り手を—・す」「はったりを—・す」

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