1. 漢字の韻による4種の区別。音の高低と長短との複合により、平声 (ひょうしょう) 上声 (じょうしょう) 去声 (きょしょう) 入声 (にっしょう) 分類。平声以外の三声を仄声 (そくしょう) といい、また、平声に属する文字を平字 (ひょうじ) 、仄声に属する文字を仄字という。ししょう。→平仄 (ひょうそく) 

  1. 現代中国語で、発音の4種の区別。第一声(高く平らに伸びる)・第二声(上昇する)・第三声(低く抑える)・第四声(下降する)の四つ。

  1. 四つの姓。特に、平安時代の代表的な四家の姓、源 (みなもと) 平 (たいら) 藤原橘 (たちばな) の四氏(源平藤橘 (げんぺいとうきつ) )をいう。ししょう。

  1. バルナ

氏 (うじ) と、姓 (かばね) 。姓氏

文人画の画題の一。梅・桂・菊・水仙を描くもの。

《古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから》人が多く集まり住む所。まち。ちまた。

  1. 地方公共団体としての市の制度。「—をしく」

  1. 明治憲法下で、市の構成組織機能監督などを定めた法律明治21年(1888)制定昭和22年(1947)地方自治法制定により廃止

地方公共団体としての市の政治

市の人口・産業経済施設など各分野の情勢を総合的にみた状態

死ぬことと生きること。死ぬか生きるか。生死。ししょう。「日本人の—観」

きわめて正しいこと。「—公明

きわめて誠実なこと。また、その心。まごころ。「—の人」

  1. 非常精妙精巧であること。

    1. 「之を—の顕微鏡に施すも」〈西周明六雑誌二二〉

  1. まったく混じりけがないこと。

    1. 至純—の感情が、泉のように流れ出して来る」〈漱石明暗

法律上の夫婦でない男女間に子供が生まれること。

私的に作ること。また、そのもの。⇔官製

入れ墨。ほりもの。

[補説]作品名別項。→刺青
谷崎潤一郎小説明治43年(1910)発表。刺青師清吉によって背中に女郎蜘蛛 (じょろうぐも) を彫られたお酌が、驕慢 (きょうまん) な美女変身していく姿を耽美 (たんび) 的に描く。昭和41年(1966)、増村保造監督脚本新藤兼人により映画化。
富田常雄小説昭和22年(1947)発表昭和24年(1949)「面 (めん) 」とあわせ第21回直木賞受賞
  1. からだの構え方。また、構え。かっこう。「楽な—で話を聞く」

  1. 心構え。態度。「政治の—を正す」

政治を行うこと。また、その政治。「—方針

紙で作ること。また、そのもの。かみせい。

[名](スル)ためしに作ってみること。試作。「改良型を—する」「—品」

生まれつきの性質や能力。資質天性

生物の共通している性質。⇔雄性 (ゆうせい) 

天子から姓氏を与えられること。また、その姓氏

[名・形動]火が燃え上がるように勢いの盛んなこと。また、そのさま。

知徳のたいへんすぐれていること。また、その人。

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