[動ハ下二]つか(支)える」の文語形。
[動ハ下二]つか(仕)える」の文語形。

[動ワ五(ハ四)]

  1. 人に何かの働きをさせる。人を雇ったり、言いつけたりして用をさせる。「人を—・って事業を始める」「人に—・われる」

  1. 物などをある目的のために用いる。道具材料などを役立たせる。使用する。利用する。「マイクを—・って講義する」「不正に—・われる」「魚介を—・った料理」「この食品は防腐剤を—・っておりません」

  1. 目的を遂げる手段方法としてあることをする。「賄賂 (わいろ) を—・う」「色目を—・う」「仮病を—・う」

  1. 容易には扱えないものをたくみに動かす。あやつる。また、自在に言葉を話す。「手品を—・う」「人形を—・う」「フランス語を—・う」

  1. あれこれと注意を払って心を働かせる。「気を—・う」「細かい神経を—・う」

  1. 物・金銭時間などを、何かをするのに当ててその量や額を減らす。消費する。ついやす。「金を—・う」「時間有効に—・う」

  1. 特定の語と結びついて、それを用いての行為を表す。「弁当を—・う」「湯を—・う」

  1. 保つ。

    1. 「あひ戦はむとすとも、かの国の人来なば、猛 (たけ) き心—・ふ人も、よもあらじ」〈竹取

    2. 用いる用法

[可能]つかえる
連語動詞つく」の未然形+反復継続の助動詞「」》ついている。
  • 「こと放 (さ) けば沖ゆ放けなむ湊より辺—◦ふ時に放くべきものか」〈・一四〇二〉

出典:青空文庫

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