バラ科の常緑高木。四国九州一部自生し、高さ約10メートル。葉は大形の長楕円形で、表面はつやがあり、裏面に灰褐色の毛が密生。秋から冬、黄色がかった白い花を密につける。夏、倒卵形の実が黄橙色に熟し、食用とされる。 実=夏 花=冬》「—黄なり空はあやめの花曇り/素堂」「磯の香に峙 (そばだ) つ山も—のころ/秋桜子

東洋の弦楽器。木製扁平 (へんぺい) な茄子 (なす) 形の胴に、4、5本の弦を張ったもの。日本のものはふつう4〜5個の柱 (じゅう) をつけ、撥 (ばち) で奏する。起源ペルシアとされ、中央アジア・中国・朝鮮半島を経て、奈良時代に日本に伝来雅楽に用いられ(楽琵琶)、のち盲僧琵琶平家琵琶薩摩 (さつま) 琵琶筑前琵琶などが生まれた。

出典:青空文庫

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