《古くは「ほんだい」とも》

  1. そのものの本当の姿。正体。

    1. 「—の得知れぬ、一種不思議な力に誘 (いざな) われて」〈二葉亭浮雲

  1. 付属物を除いた、主になる部分。「カメラの—」「—価格

  1. 神社神体。また、寺の本尊。

  1. 哲学で、現象を超えて存在する恒存的なもの。もろもろの存在根底にあるもの。理体。

  1. 中心となる部隊。主力部隊。⇔支隊

  1. この隊。

本当のようす。本来のありさま。

「漸々 (だんだん) 持前の—に復すると共に」〈漱石吾輩は猫である

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。