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辞書
《古くは「ほんだい」とも》
1 そのものの本当の姿。正体。
「—の得知れぬ、一種不思議な力に誘 (いざな) われて」〈二葉亭・浮雲〉
2 付属物を除いた、主になる部分。「カメラの—」「—価格」
3 神社の神体。また、寺の本尊。
4 哲学で、現象を超えて存在する恒存的なもの。もろもろの存在の根底にあるもの。理体。
1 中心となる部隊。主力部隊。⇔支隊。
2 この隊。
本当のようす。本来のありさま。
「漸々 (だんだん) 持前の—に復すると共に」〈漱石・吾輩は猫である〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ほんたいかかく【本体価格】
税や諸費用等を含まない商品本体の価格。特に、消費税を含まない価格のこと。→消費税総額表示
ほんたいせい【本態性】
医学で、ある症状・疾患は存在するが、その原因が明らかでないものであること。
ほんたいせいしんせん【本態性振戦】
《「戦」は「顫」の書き換え》字を書いたり物を持ったりするときに手が震える症状。原因はストレスともされるが不詳。高齢者に多い。症状を軽減するためにベータ遮断薬が使われることがある。→振戦
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出典:青空文庫
・・・がない、中味がない、本体がない。こう思うと、これもまた厭になって・・・ 岩野泡鳴「耽溺」
・・・うその恐ろしいものの本体というものが解らないのだ。がその本体の前・・・ 葛西善蔵「子をつれて」
・・・て、始めて、僕は君の本体なるものがどんなんか、少し解りかけた気が・・・ 葛西善蔵「遁走」
本態
本隊
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