《語源未詳。中国で粗い割り竹を組んで作った垣をいう「虎落」の用字転用したもの》

  1. 竹を筋違いに組み合わせ、縄で結び固めた柵 (さく) や垣根

  1. 特に紺屋で、枝つきの竹を立て並べ、物を掛けて干すもの。

    1. 「—の陰にかくれしを、それとも知らで帰りしは」〈浄・重井筒

動詞「もがる」の連用形から》ゆすり。たかり。

「おそろしき—どもにかたられ」〈浮・織留・一〉

《「も(喪)あ(上)がり」の音変化か》「荒城 (あらき) 」に同じ。

「今城 (いまき) 谷の上に、—を起てて収む」〈斉明紀〉

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。